広島市内から宮島 日帰りモデルコース|交通費と宮島訪問税の実務
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広島市内から宮島へ渡り、夕方に平和記念公園へ戻る日帰りの1日です。広島電鉄は全線どこまで乗っても240円、フェリーは片道200円。そこに宮島訪問税100円が、島へ渡る片道だけ乗ります。弥山まで登る人には足りませんが、嚴島神社と平和記念資料館の2つに絞るなら1日で回り切れます。
旅程表
DAY 1先に島へ渡り、閉館の遅い資料館を後ろに回す
動線の意図: フェリーの混み方は午後になるほど読みにくい。宮島を午前に置き、閉館が19時まで延びる平和記念資料館を夕方に回す。
嚴島神社の御鎮座は推古天皇即位の年、西暦593年とされています。いま海の上に建っている社殿は平清盛が修造したもので、干潮になると社殿も鳥居も砂の上に立ちます。潮が満ちれば建物ごと海に浮かぶ。1日の中で景色が2通りある場所なので、何時に着くかで写真が変わります。
この順番にしているのは、片方の締切が遅いからです。平和記念資料館は3月から7月と9月から11月が19時まで、8月は20時まで開いています。宮島のほうは嚴島神社の閉門が季節で17時から18時。遅くまで開いているほうを後ろに置けば、前半が押しても吸収できます。
午前: 240円で25キロ運んでくれる路線
広島駅から宮島口までは、広島電鉄2号線が乗り換えなしで結んでいます。運賃は2025年2月1日から全線均一になり、大人240円・小児120円。市内線と宮島線を通しで乗っても同じ額です。
広電で70分というのは決して速くありません。それでも2号線を選んでいるのは、途中に原爆ドーム前があるからです。帰りに同じ路線で戻れば、乗り換えなしで平和記念公園に降りられます。行きは市内の景色を見ながら、帰りは公園に寄って、そのまま広島駅へ。乗車券を追加で買う場面が1度もありません。
JRのほうが速いのは確かで、運賃は経路と列車で変わります。時間を取るならJR、乗り換えの手間と運賃を抑えるなら広電、という選び方になります。
広電の均一運賃には、もうひとつ効き方があります。距離を気にしなくていいので、途中で降りる判断が自由になる。宮島口へ向かう途中に気になる停留所があれば降りて、また乗ればいいだけです。ただし降りた分だけ240円ずつ積み上がるので、3回乗る前提のこの行程では乗車回数を数えておいたほうが総額が読めます。小児は120円です。

見どころ: 宮島口からは2社が同じ航路を運航していて、どちらも約10分です。運賃は大人片道200円。ここに宮島訪問税100円が加わります。JR西日本宮島フェリーは宮島口発9時10分から16時10分の便が大鳥居に接近する「大鳥居便」で、船から鳥居を間近に見られます。高潮の影響がある日はルートが変わります。
実用tip: 2社で「大人」の定義が違います。JR西日本宮島フェリーは大人が12歳以上で、6歳以上12歳未満が小児100円。宮島松大汽船は大人が中学生以上で、小学生が小人100円です。小学6年生を連れていると、どちらに乗るかで払う額が変わります。JRのほうは全国の交通系ICカード10種類が使えるので、現金を用意していなくても通れます。
- 運賃
- 大人 片道 200 円・往復400円
- 訪問税
- 島へ渡る片道のみ 100 円
- 所要
- 約 10 分
- 公式
- JR西日本宮島フェリー ↗

見どころ: 昇殿料は大人300円、高校生200円、中小学生100円。年中無休で、拝観時間は3月1日から10月14日が6時30分から18時、10月15日から11月30日と1月4日から2月末が6時30分から17時30分、12月は6時30分から17時です。御鎮座は推古天皇即位の年(西暦593年)で、今の社殿は平清盛が修造しました。
実用tip: 公式が履物について注意を出しています。「嚴島神社の廻廊は、高潮対策のため隙間の空いた構造と成っています。ハイヒール等、隙間に挟まる事がありますので、参拝時は履物にご配慮お願い致します」。板と板の間が開いているので、細いヒールは本当に挟まります。宝物館と合わせて回るなら共通割引券が大人500円で、別々に買う600円より100円安い。ただし共通券を売っているのは神社入口だけです。
- 昇殿料
- 大人 300 円・高校生 200 円・中小学生 100 円
- 拝観時間
- 3/1〜10/14 6:30〜18:00/10/15〜11/30 6:30〜17:30/12月 6:30〜17:00
- 共通割引
- 神社+宝物館 大人 500 円(購入は神社入口のみ)
- 公式
- 公式サイト ↗
年末年始だけは時間の組み方が別物になります。嚴島神社は1月1日が0時から18時30分、1月2日と3日が6時30分から18時30分。元日は深夜から開いているので、夜のうちに渡って初詣という動き方ができます。1月4日から2月末は6時30分から17時30分に戻ります。
団体で行く場合は額が変わります。大人・高校生・中小学生のそれぞれが50名以上になると団体料金が適用され、大人250円、高校生150円、中小学生70円。修学旅行では、引率の教員・写真業者・看護師も学生料金で入れます。団体割引は区分ごとに50名を数えるので、大人49名と中小学生2名では団体になりません。公式サイトがわざわざこの例を挙げているのは、ここで取り違える団体が多いからでしょう。
宝物館は神社と別棟で、8時から17時の通年営業、大人300円です。豊国神社の本殿である千畳閣は8時30分から16時30分で、昇殿料が大人100円・中小学生50円。千畳閣には共通割引も団体割引もありません。100円という額の建物としては床面積が大きく、柱の間から島の屋根越しに海が見えます。神社の昇殿と合わせても2人で800円に収まるので、時間があるなら寄る価値があります。
大鳥居の見え方は潮位で変わります。満潮なら海に浮かび、干潮なら砂州が現れて根元まで歩いて近づけます。どちらが良いかは好みですが、同じ日の中でも数時間で入れ替わるので、写真を目当てにするなら潮見表を先に見ておくほうが確実です。フェリーの大鳥居便が9時10分から16時10分に限られているのも、この時間帯の潮と航路の都合が絡みます。
午後: 参道は1本なので地図を見なくていい

見どころ: 桟橋から嚴島神社までは徒歩10分ほどで、この参道が島でいちばん混みます。道は1本なので、地図を見ながら歩く必要はありません。もみじ饅頭と佃煮の店が軒を連ね、昼食もここで取れます。
実用tip: 人の量に疲れたら、商店街の一本裏の町家通りへ抜けてください。並行して走っている道で、人がぐっと減ります。同じ方向へ進めるので遠回りにもなりません。商店街を往復するより、行きを表参道、帰りを町家通りにするほうが景色も変わります。
- 最寄り
- 宮島桟橋から徒歩10分で嚴島神社
- 通行
- 0 円
見どころ: 嚴島神社から徒歩数分の真言宗御室派の寺で、開門は8時から17時。弥山の登山口にもつながっています。
実用tip: 千畳閣と五重塔もこの近くです。千畳閣は昇殿料が大人100円・中小学生50円で、8時30分から16時30分。共通割引も団体割引もありません。100円で入れる建物としては規模が大きく、時間が余ったときの寄り先として費用が読めます。
- 開門
- 8:00〜17:00
- 最寄り
- 嚴島神社から徒歩数分
- 千畳閣
- 大人 100 円・中小学生 50 円(8:30〜16:30)
- 公式
- 大聖院 ↗
夕方: 資料館は7時半から開いていて、閉まるのも遅い

見どころ: 常設展示の観覧料は大人(大学生以上)200円、高校生100円、中学生以下は無料。65歳以上は100円です。開館は3月から7月と9月から11月が7時30分から19時、8月が7時30分から20時(8月5日・6日は21時閉館)、12月から2月が7時30分から18時。休館日は12月30日・31日と、2月中旬の展示入替期間です。
実用tip: 早朝と夕方の一部の時間帯は、常設展示室に入るのにオンラインの事前予約が要ります。3月から7月と9月から11月は17時30分から18時30分、8月は18時30分から19時30分(8月5日・6日は20時30分まで)、12月から2月は16時30分から17時30分。加えて毎日7時30分から8時30分も予約が必要です。この行程は17時入館なので、30分だけ見て予約帯に入る前に出るか、先に予約を取っておくかのどちらかになります。
- 観覧料
- 大人 200 円・高校生 100 円・中学生以下 無料・65歳以上 100 円
- 開館
- 3〜7月・9〜11月 7:30〜19:00/8月 7:30〜20:00/12〜2月 7:30〜18:00
- 休館
- 12月30日・31日/2月中旬(展示入替)
- 公式
- 公式サイト ↗
混雑期はWEBでのチケット購入・予約が用意されています。時間帯によっては入館規制がかかるので、8月上旬のように人が集中する時期に行くなら、当日券の列を前提にしない計画のほうが安全です。館の開館が7時30分という早さなのは、夏の朝の時間帯に人を分散させる意味もあります。朝いちで入って、午後を宮島に使うという逆回りの組み方も、この開館時間なら成立します。
資料館の手前に立つ原爆ドームは、外から見るだけなら料金も時間の制限もありません。広電の「原爆ドーム前」を降りてすぐで、柵の外を一周できます。資料館の閉館後に着いてしまった日でも、ここだけは歩けます。ドームと資料館と慰霊碑が一直線に並ぶ配置になっているので、公園の中を南へ歩くと3つが順に現れます。
土曜日の高校生は無料、団体は30人以上で大人1人160円、高校生は20人以上の団体が無料です。身体障害者手帳などを持つ人と介護者も無料。学校や公的機関の平和学習で来た参加者も無料になります。1人200円という額は、この施設が誰に開かれているかを示す数字でもあります。
無料になる条件も幅広く設けられています。未就学児・小学生・中学生は無料、身体障害者手帳などを持つ人と介護者も無料、学校や公的機関の平和学習で参加する人も無料。祝日や休期間を除く土曜日は高校生が無料になります。65歳以上の100円と合わせて、この館は「誰が来るか」で額を細かく分けている施設です。
見終えたら原爆ドーム前から広電で広島駅方面へ。行きと同じ240円です。1日のうちに広電を3回乗っても1人720円で、宮島への往復と資料館の観覧料を足しても2人で3,440円に収まります。
宮島訪問税は「渡るとき」だけ
フェリー乗り場で財布を探す人をよく見かけるのが、この100円です。仕組みを3つに分けて書いておきます。
ひとつ目は、かかるのが島へ渡る片道だけだということ。宮島口から宮島へ乗るときに運賃と一緒に払い、帰りは課税されません。廿日市市が令和5年10月1日から課している地方税で、税率は訪問ごとに1人1回100円。1年分をまとめて納める場合は1人1年ごとに500円です。年払いを選ぶ人は年6回以上渡る人に限られます。
ふたつ目は、フェリー運賃とは別建てであること。大人の運賃は片道200円で、そこに100円が乗ります。往復の交通費を頭で計算するとき、この100円がまず抜けます。船の運賃表にも「入島時に宮島訪問税100円が別途かかります」と書かれていて、事業者が市に代わって運賃に上乗せして徴収する仕組みです。桟橋を使う場合は桟橋の管理者が徴収し、自然海岸から上陸した場合は訪問日から10日以内に自分で申告して納めます。
みっつ目は、払わなくていい人が2種類いること。ここが混同されやすい。まず課税の対象外になるのが、宮島町の区域の住民、町内の事務所や事業所に月48時間以上通勤する人、町内の学校に月48時間以上通学する人です。これとは別に「課税免除」があって、未就学児、学校の行事や修学旅行で訪れる児童生徒とその引率者・付添人、そして療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳の交付を受けている障がい者が対象になります。観光で行く大人は、どちらにも当たりません。
年払いの500円を選ぶかどうかは、渡る回数で決まります。1回100円なので、年に6回以上渡るなら年払いのほうが安い。観光で年に1〜2回来る人には関係のない話ですが、広島に住んでいて何度も島へ行く人や、仕事で往復する人には効きます。支払い方法はクレジットカードとPayPayとLINE Payに限られていて、現金では納められません。
支払いの手間については、いまは心配が減っています。JR西日本宮島フェリーは全国の交通系ICカード10種類に対応していて、運賃と訪問税をまとめてタッチで払えます。現金しか持っていないときだけ、100円玉を数枚ポケットに入れておけば窓口で止まりません。
旅程の変更案
雨の日の組み替え
広島は瀬戸内で、年間を通して雨の少ない地方に入りますが、降る日に当たれば1日の中身が変わります。
宮島は屋外の移動が中心なので、雨が降ると体感がかなり変わります。嚴島神社の廻廊には屋根がありますが、桟橋から神社までの参道と、大聖院までの坂は濡れます。
降っている日は、宮島の滞在を短めに切り上げて平和記念資料館に時間を寄せる組み替えが効きます。資料館は19時(8月は20時)まで開いているので、宮島を2時間で切り上げても1日が余ります。屋根のある表参道商店街と千畳閣を入れて、大聖院と町家通りを落とす形です。
廻廊の床は雨の日に滑ります。板の隙間が開いている構造なので、濡れると足元が読みにくくなる。公式がハイヒールへの注意を出しているのは晴れの日の話ですが、雨の日はそれ以外の靴でも慎重に歩いたほうがいい。
フェリーが1時間以上遅れたら
フェリーは2社が同じ航路を運航しているので、片方が止まってももう片方が動いていることがあります。宮島口の桟橋は隣り合っているので、窓口で状況を聞いてから乗り場を選べます。
高潮の影響がある日は、JR西日本宮島フェリーの大鳥居便がルートを変更します。鳥居に接近する航路が普通の航路に変わるだけで、運航そのものは続きます。船から鳥居を撮るつもりで来た人にとっては目的が半分消えるので、その日は島に渡ってから歩いて近づくほうへ切り替えてください。
広電が遅れる側は、時間が読みにくくなります。70分という所要は路面電車の平常時のもので、道路の状況で延びます。宮島からの戻りが遅れると資料館の滞在が削れるので、その日は資料館を優先して、原爆ドームの外観だけ見て中へ入る形にしてください。
疲れた時の妥協案
島に渡ってから体力が残っていないと分かったとき、いちばん先に諦めるのは弥山です。ロープウエーの下り最終が16時30分なので、15時を過ぎて登り始めるという判断そのものが成立しません。時計を見た時点で決まる話なので、迷う余地はあまりありません。
削る順番は、大聖院、町家通り、千畳閣です。大聖院は坂を上るので、落とすと足への負担がいちばん大きく減ります。島での滞在を3時間に縮めれば、午後の早い便で戻って資料館を長く見られます。
逆に、弥山まで登りたい人はこの行程をそのまま使えません。宮島ロープウエーは営業が9時から16時で、下りの最終が16時30分。公式は「観光を含めた往復の時間は約1時間です」「なお、弥山山頂へはさらに往復約1時間かかります」と書いています。運賃は大人が往復2,000円・片道1,100円、小人が往復1,000円・片道550円。往復2時間を島の滞在に足すと、平和記念公園は入りません。弥山を入れるなら宮島だけで1日を使う組み方に変えてください。両方は入りません。
ロープウエーは2つの区間に分かれています。紅葉谷駅から榧谷駅までが乗車時間約10分、榧谷駅から獅子岩駅までが約4分。1959年4月に開業した設備で、団体とシルバー割引なら大人往復1,800円、障がい者運賃なら大人往復1,000円です。獅子岩駅から弥山山頂までは自分の足で歩きます。
ロープウエーの紅葉谷駅は、公式のお知らせによると工事中です。「紅葉谷駅は現在足場に取り囲まれておりますが、元気に営業中です」「1959年4月生まれの宮島ロープウエー、意外とお年を召しているのでお直しも必要です。その為、来年の3月頃までこのような姿で営業させて頂きます」。営業は続いていますが、駅舎の写真を撮るつもりなら期待どおりにはなりません。
宿泊エリアの選び方
この行程は広島市内に泊まる前提で組んでいます。前泊か後泊を足すと、資料館の朝いちの時間帯が使えるようになります。
広島駅周辺は新幹線の乗り継ぎが短く、広電の起点でもあります。平和記念公園の近くに泊まれば、7時30分開館の資料館に歩いて行けます。宮島口や宮島の島内に泊まる選択もあって、島に泊まると日帰り客が帰ったあとの参道と、朝いちの大鳥居が使えます。そのぶん食事と買い物の選択肢は減ります。
価格は同じ日程でも動くので上の表には入れていません。空室と当日の価格はじゃらんで広島市内・宮島口の宿を見ると、駅や桟橋からの距離と一緒に比べられます。宿にかかる税は自治体で違うので、総額を組むなら宿泊税の導入自治体と税額も先に見ておいてください。
この旅行でかかる費用
前提: 大人2人・広島市内発着の日帰り。食事と土産は各自の条件で幅が大きいので総額から外し、公式が額を出している交通費と入場料だけを支払い単位で並べます。
上表の料金はすべて 確認日 2026-09-20 時点の公式表示。
合計は2人で3,440円、1人あたり1,720円です。ここに足せるものは2つあって、宝物館と千畳閣。嚴島神社と宝物館を共通割引券で回れば2人で1,000円、別々に買うと1,200円。千畳閣は2人で200円です。両方を足すと2人の合計は4,240円になります。何を入れて何を外すかで動く幅は1,000円ほど、という規模感だと考えてください。
2人で1日1,720円ずつという額は、広島という街の観光費用としてはかなり低い部類です。理由は2つあって、ひとつは広電の均一運賃、もうひとつは宮島の見どころの多くが参道と海岸と山で、入場料の発生しない場所だということ。嚴島神社の300円と資料館の200円という2つの数字が、この1日の有料部分のほとんどを占めています。
ここで効いてくるのが、広電の運賃が2025年2月1日から全線均一になったことです。市内線と宮島線を通しで乗っても240円。広島駅から宮島口まではおよそ25キロ、時間にして70分の距離をこの値段で運んでくれます。同じ距離を都市部の私鉄で移動したら、たいてい倍はかかる。3回乗って720円という総額は、この均一運賃がなければ成立しません。
削れる先はほとんどありません。無料で回れる場所が多いからです。表参道商店街も町家通りも原爆ドームの外観も、参道の散策も費用がかかりません。有料なのは嚴島神社の昇殿と資料館の常設展示だけで、合わせて2人1,000円。宮島で削れるのは千畳閣と宝物館という「足したぶん」であって、骨のほうは動かせません。
持ち物で効くのは、歩きやすい靴と小銭の2つです。嚴島神社の廻廊は板の隙間が開いていて、細いヒールが挟まると公式が名指しで注意しています。大聖院と弥山方面は坂と石段。小銭のほうは、千畳閣や大聖院のような現金中心の窓口と、フェリー乗り場でICカードを持っていない場合に効きます。フェリーはJR西日本側なら交通系ICカード10種類が使えるので、そちらを選べば現金の出番はほぼ消えます。
季節では、嚴島神社の閉門時刻が動きます。3月1日から10月14日が18時、10月15日から11月30日が17時30分、12月が17時。11月に行くと、9月に行くより30分早く締まる計算です。資料館のほうは12月から2月が18時閉館になるので、冬は両方が30分から1時間ずつ前倒しになります。冬にこの行程を組むなら、宮島の滞在を1時間短くして全体を前へずらしてください。
この行程が向かないのは、弥山に登りたい人と、資料館を2時間以上かけて見たい人です。前者はロープウエーの往復だけで2時間が要り、後者は17時入館だと予約帯に入る前に時間が尽きます。どちらも宮島だけ、あるいは平和記念公園だけに絞った1日へ組み替えるほうが素直です。同じ「日帰りで1日を組む」型は東京発の鎌倉日帰りが近く、行き先の選び方から考えるなら東京から電車で行く日帰り先の比べ方も参考になります。宿泊を足して広げるなら金沢1泊2日のような組み方になります。航空券をいつ買うと安いかは航空券セールの開催実績で追えます。
出典: 嚴島神社/広島平和記念資料館/広島電鉄/JR西日本宮島フェリー/宮島松大汽船/廿日市市/宮島ロープウエー/大聖院の各公式サイト / 確認日 2026-09-20 / 写真: そらみみ(CC BY-SA 4.0)ほか各キャプションに記載








