京都はじめての2〜3日モデルプラン|エリア別に回る現実的なルート(2026年版)
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目次8項目
初めての京都を2〜3日で回る行程です。街を横断せず、東山・伏見と嵐山・北西の3方向を1日ずつに割り振ります。拠点は京都駅か河原町・祇園。朝は8時前に動き出し、繁忙期のバスは最後の手段にしてください。地下鉄と電車と自分の足のほうが速く進みます。
旅程表
DAY 1東山は坂を上から下へ歩けば移動が消える
動線の意図: 清水寺がいちばん高い位置にある。そこから二年坂・三年坂を下って高台寺、祇園へ落ちる順にすると、1日ぶんの移動がほぼ徒歩で済む。
京都で時間を失うのは移動です。街を横断する1回の移動に40分から60分がかかるので、1日に離れた3エリアを詰め込むと半日が車内で終わります。東山は坂の上下で見どころが並んでいるので、上から順に降りるだけで1日が組めます。
午前: 清水寺は6時に開く

見どころ: 開門は通年で6時。閉門は期間で変わり、2026年は1月1日から3月26日と4月6日から6月30日が18時、7月1日から8月13日と8月17日から8月31日が18時30分、9月1日から11月20日と12月が18時です。本堂の舞台は釘を使わずに組まれた懸造です。本堂の修理は現在も続いていて、工事の様子が寺から随時知らされています。
実用tip: 7時30分までに着けば、観光バスが到着する9時より前の境内が使えます。夜間特別拝観は2026年が3期間で、3月27日から4月5日、8月14日から16日、11月21日から30日。いずれも21時30分閉門・21時受付終了です。拝観料は窓口で払います。団体割引はなく、障がい者手帳・療育手帳を提示すると本人と付き添い1名が免除になります。教育機関の公式行事や修学旅行の引率教員も、教員と分かる身分証と行程表の2点を提示すれば拝観料が要りません。
- 開門
- 通年 6:00
- 閉門
- 期間により 18:00 または 18:30(夜間拝観期は21:30)
- 免除
- 障がい者手帳・療育手帳の提示で本人と付添1名/引率教員
- 公式
- 公式サイト ↗

見どころ: 清水寺から高台寺へ下る石畳の坂です。通行に料金はかかりません。朝のうちなら人が少なく、町家の軒に朝の光が斜めに入ります。八坂通からは法観寺の五重塔(八坂の塔)が正面に立って見えます。
実用tip: 石畳は雨と朝露で滑ります。三年坂は転ぶと縁起が悪いという言い伝えがあるほどの傾斜で、荷物を持ったまま下るのは向きません。宿か京都駅に荷物を置いてから来てください。
- 通行
- 0 円
- 最寄り
- 清水寺から徒歩で下る
見どころ: 拝観料は大人800円、中高生400円。30名以上の団体は700円で、小学生以下は保護者同伴なら免除されます。拝観は9時から17時30分(受付終了17時)。枯山水の庭と竹林があり、この竹林は庭園の中にあるので高台寺の拝観料が要ります。
実用tip: 隣の圓徳院と合わせて回るなら共通割引拝観券が1,200円で、別々に払うより安くなります。秋の夜間特別拝観は2026年が10月23日から12月13日で、17時点灯から22時まで(21時30分受付終了)。入替制ではないので、夕方に入ってそのまま夜まで居られます。
- 拝観
- 大人 800 円・中高生 400 円
- 時間
- 9:00〜17:30(受付終了17:00)
- 共通券
- 高台寺・圓徳院 1,200 円
- 公式
- 公式サイト ↗
午後: 建仁寺は受付開始の時刻が読めない
鴨川を渡って河原町か祇園で昼食をとったあと、建仁寺へ向かいます。ここだけは、行く前に電話を1本入れておくほうが確実です。
見どころ: 拝観料は一般800円、小中高生500円、小学生未満は無料です。京都で最も古い禅寺のひとつで、法堂の天井には双龍図が描かれています。
実用tip: 受付の開始時刻は案内によって10時と9時の2通りが出ています。午前に入るつもりなら、電話で確かめてから行くほうが確実です。15名以上の団体は10日前までの事前申請が要ります。もうひとつ、2027年1月1日から一般の拝観料が1,000円に改定されると2026年9月14日に公告されました。年をまたぐ旅行なら額が変わります。
- 拝観
- 一般 800 円・小中高生 500 円
- 時間
- 受付終了16:30・閉門17:00(開始は10:00と9:00の2通りの案内)
- 改定予告
- 2027年1月1日から一般 1,000 円
- 公式
- 公式サイト ↗
夕方: 八坂神社は24時間開いている
見どころ: 八坂神社は24時間参拝でき、拝観料の掲示はありません。社務所の受付は9時から17時、ご祈祷の受付は9時から16時です。公式は「どのような方でも、どういった作法であっても、ご参拝いただくことが可能です」と書いています。境内を抜けると祇園の花見小路へ出ます。
実用tip: 八坂神社は境内全域と、祇園祭をはじめすべての神事行事中に、ドローンなど無線操作の飛行物を禁止しています。文化財の保護と参拝者の安全、神事の進行が理由として明記されています。花見小路の周辺には私道があり、京都市と京都市観光協会の「京都観光モラル」は私道への立ち入りや無断撮影が禁止されている地域があることを周知しています。現地の掲示に従ってください。
- 参拝
- 24時間・拝観料の掲示なし
- 社務所
- 9:00〜17:00(ご祈祷受付は16:00まで)
- 公式
- 公式サイト ↗
DAY 2朝に伏見、昼から嵐山。反対方向へ2回動く日
動線の意図: 伏見稲荷は京都駅の南、嵐山は西。どちらもJRの1本で京都駅とつながるので、京都駅を中継点にして往復する形にする。
午前: 鳥居は約1万基ある

見どころ: 境内は稲荷山の西麓一帯を含めて約26万坪、およそ87万平方メートル。公式によると鳥居は「現在は約1万基がお山の参道全体に並んで立っています」。千本鳥居という呼び名から1000基ほどを想像して行くと、規模の感覚が合いません。
実用tip: 禁止行為が令和4年1月1日付で17項目が掲示されていて、旅行者が踏みやすいのは「境内で定められた場所(無料休憩所)以外で飲食をすること」です。食べ歩きと立ち食いが名指しで禁止されています。違反すると注意され、従わない場合は退去を求められます。
- 最寄り
- JR奈良線 稲荷駅
- 鳥居
- 約 1 万基
- 境内
- 約26万坪(約87万平方メートル)
- 公式
- 伏見稲荷大社からのお願い ↗
禁止行為の17項目には、ほかにも旅行者が引っかかりやすいものが並びます。ゴミ・ペットボトル・空缶の投棄、狭い参道で立ち止まって通行を妨げる撮影、営業目的の撮影、ウェディングドレスなど参拝にふさわしくない姿での参拝、ペットの同伴(介助犬などを除く)。写真を撮るために鳥居の下で立ち止まる人が多い場所なので、後ろから人が来ていないかを見てから構えてください。
稲荷山は山です。鳥居の回廊は途中の四つ辻で開け、そこから先は山道が続きます。登るほど人は減り、そのぶん戻る時間も伸びます。どこで折り返すかは体力と次の予定から自分で決めてください。
午後: 天龍寺は庭園と諸堂と雲龍図で料金が3段になる
3つとも見ると1人1,300円になります。庭園だけなら500円で、北門から出ればそのまま竹林の道に入れます。竹林を目的に来た人は庭園券だけで足ります。障がい者手帳を提示すると、本人と介護者1名が100円引きになります。
2026年の秋は休止日があります。諸堂は10月29日が11時30分ごろまで、10月30日が12時30分ごろまで参拝できません。法堂の雲龍図は10月28日と29日が終日、10月30日が12時45分ごろまで休止です。逆に11月14日から30日は特別早朝参拝があり、庭園受付が7時30分から開きます。竹林を人のいない状態で歩きたいなら、この期間が唯一まとまった機会になります。
見どころ: 天龍寺の北門を出ると、そのまま竹林の道に出ます。通行に料金はかかりません。そこから桂川沿いへ下ると渡月橋で、保津川を下ってきた舟が見えます。
実用tip: 写真で見る人のいない竹林は、朝7時台のものです。午後の竹林は人の列の中を歩くことになるので、静けさを求めるなら朝いちに嵐山へ入って、午後に伏見へ回す逆順にしてください。この行程を逆にすると、今度は伏見稲荷の混雑に当たります。どちらかを諦める構造になっています。
- 通行
- 0 円
- 最寄り
- JR嵯峨嵐山駅・天龍寺北門から直結
DAY 3北西の2寺を歩きでつなぎ、東へ渡る
動線の意図: 金閣寺と龍安寺は徒歩15分の距離にある。ここを続けて回してから、街を1回だけ横断して銀閣寺へ渡る。
午前: 500円と600円、料金が違う理由はない
見どころ: 参拝料は大人(高校生以上)500円、小・中学生300円。参拝時間は9時から17時で年中無休です。上2層が金箔で覆われた舎利殿が鏡湖池に映ります。順路は池を回って苔の庭を抜ける一方通行です。
実用tip: 9時開門に合わせて着くと、池の水面が最も静かな時間帯に当たります。地下鉄烏丸線の北大路駅からバスかタクシーで短距離。特別拝観のある時期は時間と料金が変わることがあると公式が注記しています。
- 参拝
- 大人(高校生以上) 500 円・小中学生 300 円
- 時間
- 9:00〜17:00・年中無休
- 公式
- 公式サイト ↗
見どころ: 拝観料は大人600円、高校生500円、小・中学生300円。拝観時間は3月1日から11月30日が8時から17時、12月1日から2月末が8時30分から16時30分です。金閣寺から西へ徒歩15分ほど。白砂に石を配した枯山水の庭を、木の縁側に座って眺めます。
実用tip: 朱印の受付は9時から16時で、朱印帳への記入は当面中止され書置のみの対応です。石庭は縁側に座って見る作りなので、団体が入ると座る場所が埋まります。金閣寺を9時に出て10時半に着く組み方にしているのは、団体バスの波の合間を狙うためです。
- 拝観
- 大人 600 円・高校生 500 円・小中学生 300 円
- 時間
- 3/1〜11/30 8:00〜17:00/12/1〜2月末 8:30〜16:30
- 朱印
- 9:00〜16:00(書置のみ)
午後: 銀閣寺は2026年4月に倍になった
見どころ: 参拝料は大人(高校生以上)1,000円、小・中学生500円。2026年4月1日に大人が500円から1,000円へ、小中学生が300円から500円へ改定されました。古い記事の「500円」を見て予算を組むと、2人で1,000円ずれます。参拝時間は夏期(3月1日から11月30日)が8時30分から17時、冬期(12月1日から2月末)が9時から16時30分で年中無休です。
実用tip: 車椅子とベビーカーで来る場合は、展望所・弁財天・漱蘚亭跡・お茶の井に入れないと公式が明記しています。山の斜面を登る順路があるためで、庭の下側だけを回る形になります。門を出て北から南へ歩くと哲学の道で、疏水沿いの石畳が続きます。
- 参拝
- 大人(高校生以上) 1,000 円・小中学生 500 円(2026年4月1日改定)
- 時間
- 夏期(3/1〜11/30) 8:30〜17:00/冬期(12/1〜2月末) 9:00〜16:30
- 減免
- 障がい者等 100 円
- 公式
- 公式サイト ↗
旅程の変更案
雨の日の組み替え
京都の雨は、庭のある寺では味方になります。苔と石が濡れると色が出るので、龍安寺の石庭も天龍寺の曹源池も、晴れた日より落ち着いて見えます。6月の梅雨時が庭の見頃だと言われるのは、この理由です。
問題になるのは坂と石畳です。二年坂・三年坂と哲学の道は滑ります。雨脚が強い日は、東山の坂を下る区間を短くして、高台寺と建仁寺という屋根のある拝観に時間を寄せてください。伏見稲荷の稲荷山は土の道が混じるので、登る距離を短くする判断が要ります。
気象庁の平年値(1991〜2020年)では、京都の降水量は6月が199.7ミリ、7月が223.6ミリで、9月も178.5ミリあります。11月は73.9ミリで最も少ない月のひとつ。「5月と10月は天気がほぼ完璧」と言われますが、平年値で見ると5月が151.4ミリ、10月が143.2ミリで、11月のほうが降りません。
列車が1時間以上遅れたら
到着が遅れても、DAY 1は崩れにくい行程です。清水寺の閉門が18時、八坂神社が24時間なので、午後に着いてもこの2つは入ります。削られるのは高台寺(受付17時)と建仁寺(受付16時30分)の2つで、どちらも拝観料800円。両方落とせば2人で3,200円が浮きます。
崩れるのはDAY 3です。金閣寺が17時、龍安寺が17時(冬期は16時30分)、銀閣寺が17時(冬期は16時30分)。3つとも夕方に締まるので、午前が潰れると2つしか入りません。その場合は龍安寺を外して金閣寺と銀閣寺の2つに絞り、哲学の道を歩く時間を確保するほうが、移動の無駄が出ません。
関西空港から入る場合は、荷物の扱いが最初の分岐になります。空港リムジンバスは京都駅八条口まで片道2,800円(小児1,400円)、所要は約1時間25分から1時間30分。往復券は5,100円で乗車日から14日間有効、当日往復なら4,100円です。
疲れた時の妥協案
寺の見過ぎで疲れるのは本当に起きます。削る順番は、建仁寺、龍安寺、哲学の道です。建仁寺を落とせばDAY 1の午後がまるごと空き、祇園でゆっくりできます。龍安寺を落とすとDAY 3の徒歩15分が消えて、金閣寺から直接東へ渡れます。
2日で組む場合は、DAY 3を捨ててDAY 1とDAY 2だけにしてください。東山と、伏見・嵐山。金閣寺と銀閣寺が両方消えますが、1日あたりの移動は最も短くなります。3日目を足すかどうかは、金閣寺の舎利殿と龍安寺の石庭にどれだけ価値を置くかで決まります。
荷物を減らす手もあります。京都市が運営する手ぶら観光の仕組みでは、14時までに手続きすれば当日中に京都駅から宿へ荷物を配送できます。14時以降は窓口に預ける扱いです。京都駅周辺の受付は8時から20時、市バス・地下鉄案内所の「ことちか」が7時30分から19時30分、JR京都駅新幹線八条口のデリバリーサービスが10時から18時。市バス車内の混雑と騒音が地域住民の生活に影響しているという認識が、この制度の出発点だと市が書いています。
定番のバス1日券を外した理由
京都の移動といえば「バス1日券700円」でした。3回乗れば元が取れる券で、京都駅のバスターミナルで売っていました。
この券はもうありません。京都市交通局が「令和5年9月30日をもって発売を終了」と明記していて、利用停止は令和6年3月末です。いま700円で買える市バス専用の1日券は存在しません。古い記事や案内がこの券を前提に書かれていることがあるので、予算を組むときの起点にしないでください。
代わりに残っているのが「地下鉄・バス1日券」で、大人1,100円・小児550円。使えるのは市営地下鉄と市バスの全線に加えて、京都バス・京阪バス・西日本JRバス(各一部路線を除く)、そして土休日に走る観光特急バスです。市内約50か所の施設で割引などの優待も受けられます。旧来の券より範囲が広い代わりに、額は400円上がっています。
この行程だと、券を買う価値があるのはDAY 3だけです。DAY 1は東山を坂に沿って歩くので乗車は往復の2回、DAY 2はJRで伏見と嵐山へ往復するのでバスも地下鉄もほとんど使いません。DAY 3は北大路から金閣寺、龍安寺から銀閣寺へと街を横断するので、地下鉄の長い区間が入って4乗車で元が取れます。3日とも買う必要はありません。
もうひとつ、券の有効期間に注意してください。「ご利用日1日」であって24時間券ではありません。夜に着いて1枚買い、翌朝も使うという使い方はできません。
宿泊エリアの選び方
拠点をどこに置くかで、朝の出方と夜の過ごし方が変わります。この行程は東山・伏見・嵐山・北西と4方向へ出るので、どこに泊まっても1日1回は街を動くことになります。
京都駅周辺は交通の要で、荷物の扱いも空港へのアクセスも最も楽です。街としての情緒は薄く、効率と引き換えになります。河原町・祇園は夜が歩けて飲食店があり、町家の空気があります。値段はやや高く、足りない移動をバスとタクシーで埋めることになる。嵐山は日帰り客が帰ったあとの夕暮れと朝が美しいのですが、東側を回る拠点としては不便です。
価格は同じ日程でも動くので上の表には入れていません。空室と当日の価格はじゃらんで京都駅・河原町周辺の宿を見ると、駅からの距離と一緒に比べられます。
混雑そのものを避けたいなら、京都市観光協会が「京都観光快適度マップ」を出しています。どの時間帯にどのエリアが混むかを見てから動く前提で作られたもので、この行程のように朝いちを取りに行く組み方とは相性がいい。交通局のほうも、地下鉄を組み合わせて回る前提で「地下鉄・バス1日券でめぐる京都観光」のおすすめ6プランを作っていて、土休日に走る観光特急バスが1日券で乗れることを、清水寺・祇園・銀閣寺へ向かう手段として案内しています。混雑対策として行政側が用意しているのは、路線の追加ではなく経路の分散です。
桜(3月下旬から4月上旬)と紅葉(11月中旬から12月上旬)は宿から埋まります。5月と10月は人出が落ち着き、6月の梅雨は庭が最も良い時期です。真冬は静かで価格も下がり、寺の屋根に雪が乗ることがあります。同じ都市型の行程では金沢1泊2日が近い組み方で、日帰りで1日を組む型なら東京発の鎌倉日帰りが参考になります。
この旅行でかかる費用
前提: 大人2人・3日間。宿と食事と、自宅から京都までの交通費は幅が大きすぎるため総額から外します。並べたのは、拝観料と1日券だけです。伏見稲荷大社と八坂神社は参拝料の掲示がなく、清水寺の拝観料は窓口で払うので、この3か所は表に入れていません。
上表の料金はすべて 確認日 2026-09-20 時点の公式表示。
10,600円のうち、いちばん大きいのが銀閣寺の2,000円です。2026年4月1日の改定で大人が500円から1,000円になりました。同じ相国寺派の金閣寺が500円のままなので、同じ日に両方回ると額の差が目につきます。古い記事の数字で予算を組むと、この1か所だけで2人1,000円ずれます。
表に入れていない3か所のうち、伏見稲荷大社と八坂神社は参拝料の掲示がありません。八坂神社は24時間参拝できると公式が明記しています。清水寺は窓口で払う形で、団体割引はなく、障がい者手帳・療育手帳の提示で本人と付き添い1名が免除になります。この3か所ぶんは現地で足す前提で、上の表とは別に見てください。
季節の見え方も、気象庁の平年値(1991〜2020年)で見ると印象と少し違います。京都の日最高気温の平年値は7月が32.0℃、8月が33.7℃。「夏は35℃を超える」という言い方は平年値としては過大で、代わりに9月の平均が24.4℃、10月が18.4℃、11月が12.5℃と、秋は1か月ごとに6℃ずつ落ちていきます。1月は日最低が1.5℃で、降雪の深さの合計が5センチ、最深積雪が3センチ。雪をかぶった金閣寺は、統計のうえではかなり運のいい日に当たる景色です。
足せる先は3つあります。天龍寺の諸堂(1人+300円)と法堂の雲龍図(1人500円)、高台寺と圓徳院の共通券(1人1,200円・単独より400円お得)です。全部足すと2人で3,000円ほど増えます。逆に削るなら、建仁寺と龍安寺を外して2人で2,800円。どちらに振るかは、庭を見に来たか建物を見に来たかで決まります。
この行程が向かないのは、1日に3エリアを回りたい人と、バス1日券の700円を前提に予算を組んでいる人です。前者は移動だけで半日を使い、後者は存在しない券を数えています。もうひとつ、食べ歩きを楽しみにしている人にも注意が要ります。伏見稲荷大社は境内の指定場所以外での飲食を禁止行為として明記していて、食べ歩きと立ち食いが名指しで挙げられています。狭い保存地区でも同じで、脇に寄るかベンチを探すかになります。ジブリパークのチケットの取り方のように事前手配が要る行き先と組み合わせるなら、京都の3日間は先に日付を固定してから前後を決めるほうが動かしやすい。海外からの旅行と並べて計画するならソウル2泊3日やダナン・ホイアン4泊6日も同じ考え方で組んであります。
出典: 清水寺/高台寺/建仁寺/八坂神社/伏見稲荷大社/天龍寺/金閣寺・銀閣寺(相国寺)/龍安寺/京都市交通局/京都市(HANDS FREE KYOTO)/京都観光モラル/関西空港交通/気象庁の各公式サイト / 確認日 2026-09-20 / 写真: Martin Falbisoner(CC BY-SA 4.0)・Basile Morin(CC BY-SA 4.0)








