羽田国内線の預け荷物締切は出発30分前|ANA・JALの変更点
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- 発表元
- 定期航空協会および羽田発着7社(日本航空・全日本空輸・日本トランスオーシャン航空・AIRDO・スカイマーク・ソラシドエア・スターフライヤー)の共同リリース(2026年8月3日)
- 対象
- 羽田空港を出発する国内線。羽田以外の空港は出発20分前のまま変わらない
- 適用開始
- 2026年9月1日
- ほかの締切
- 保安検査場の通過は出発20分前、搭乗口への到着は出発10分前(変更なし)
- 協会の取組の対象範囲
- 搭乗締切時刻の遵守と各種締切時刻の継続的な見直しは国内線全便
- 確認日
- 2026年8月20日(各社の締切時刻)/2026年9月14日(定期航空協会リリース)
2026年9月1日から、羽田空港を出発する国内線で預け荷物の受付が出発時刻の30分前で締め切られます。ANAは20分前から30分前へ10分の前倒し、JALグループは「30分前(目安)」を「30分前(締切)」へ厳格化しました。保安検査場は20分前、搭乗口は10分前が期限です。対象は羽田発のみで、それ以外の空港は20分前のまま変わりません。

8時発なら7時30分が荷物の締切。往路と復路で10分ずれるのがいちばん厄介
出発時刻から3つの締切を引くと、当日の動きはこうなります。6時30分発なら6時00分・6時10分・6時20分、8時00分発なら7時30分・7時40分・7時50分、10時15分発なら9時45分・9時55分・10時05分、14時40分発なら14時10分・14時20分・14時30分、19時55分発なら19時25分・19時35分・19時45分。順に、手荷物お預け、保安検査場の通過、搭乗口への到着です。ここでいう出発時刻は離陸時刻ではありません。定期航空協会のリリースは「『出発時刻』=『航空機が動き出す時刻』です」と定義していて、搭乗券に印字された時刻がそのまま基準になります。
この数字はカウンターの窓口が閉まる時刻であって、家を出る時刻ではない。チェックイン機から手荷物カウンターまでの移動と列の長さは自分で見込むことになります。そして引っかかるのは往復です。ANAの公式ページは「2026年9月より羽田空港発の国内線では手荷物のお預かりを出発時刻の30分前をもって終了いたします。それ以外の空港は出発時刻の20分前まで」と書いています。羽田から福岡へ飛ぶ往路は30分前、福岡から羽田へ戻る復路は20分前。同じ会社の同じ路線でも、締切が10分ずれます。30分前を身につけてしまえば地方空港では早い側にずれるだけなので実害はありません。危ないのは逆で、20分前の感覚のまま羽田に来るケースです。出張で羽田発着を往復している人ほど、往路の側だけ書き換える必要があります。
7社が名前を連ねているのに、共同リリースの本文は「一部航空会社では」という書き方です。公式に時刻を出しているのはANAとJALグループの2社で、残る5社については「各種締切時刻は航空会社ごとに定められています。あらかじめ各社ホームページをご確認のうえ」とあるだけ。同じ日にもう一つ動くのが施設のほうで、羽田空港第1ターミナルの北側に新設された「北側サテライト」が2026年9月1日に供用を開始し、JALがこの日から使い始めます。搭乗口は26番から29番。バスに乗らずに機内へ入れる代わりに、最寄りの保安検査場は「E」「F」で、JALは「搭乗口までの移動距離が従来より長くなります」と書いています。搭乗口10分前という締切は変わらないのに、そこまでの距離だけが伸びる。第1ターミナルは荷物を預ける場所も方面で分かれていて、中国・四国・九州・沖縄方面は南ウイング、北海道・東北・北陸・東海・近畿方面は北ウイングです。ウイングを間違えると、30分前の締切に対して移動時間を丸ごと失います。
羽田発だけで終わる話とは限らない
9月1日から順次実施される取組のうち、「搭乗締切時刻の遵守のお願い」と「各種締切時刻の継続的な見直し」は国内線全便が対象です。手荷物締切が30分前に動いたのは羽田発に限られますが、協会は各空港の特性や運用状況を踏まえて加盟各社が時刻設定を検証・見直していくとしています。他空港でも今後見直される可能性がある、と読むのが妥当です。
締切を破ったときに失うのは自分の便だけではありません。協会の説明どおり、預入手荷物の取り降ろしと重量バランスの再計算が入るぶん、後続便まで遅れます。羽田発の便そのものを安く押さえる方法はJALどこかにマイルの損益分岐と日本を安く旅する25の要点に、保安検査で止まりやすいモバイルバッテリーは容量と選び方にまとめました。宿と航空券をまとめて動かすなら楽天トラベルで羽田発の便と宿を見ると総額が読めます。
出典: 定期航空協会「定時性の確保のための搭乗締切時刻遵守のお願い」2026年8月3日付(2026年9月14日に再確認・内容の変更なし)、羽田発着7社の共同リリース同日付、ANAおよびJALの公式サイト(2026年8月20日確認) / 写真: MaedaAkihiko/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons・羽田空港第1ターミナル北ウイングの出発ロビー)








