宿泊税は1泊いくら?東京都・京都市・大阪府など5都市の料金帯別一覧
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宿泊税は宿泊料金に比例しません。料金帯の段で跳ぶ設計なので、同じ15,000円の部屋でも都市によって0円から400円まで分かれ、素泊まり50,000円まで上げると京都市だけ4,000円に跳ねて東京都は200円のまま。判定に使うのは素泊まりの単価で、消費税も飲食代も入りません。段の境目を知っていれば、予約画面を見た瞬間に自分の税額が読めます。
まず確認: 自分の予約はどの段に入るか
- 泊まる自治体が宿泊税を課しているかを知っている
- 予約したプランの素泊まり相当額(税抜)が分かる
- その額が段の境目から1,000円以上離れている
- 予約サイトの内訳に「宿泊税」の行があるかを見た
- 人数と泊数を掛けた合計を出してある
3つ目が外れる予約、つまり単価が境目のすぐ近くにある予約だけ、実際に取る部屋で税額が動きます。京都市で素泊まり50,000円を49,999円へ寄せれば、1人1泊で3,000円下がる。1円の差でここまで動くのは、率ではなく段で決まる設計だからです。
2つ目でつまずく人が多いのは、課税の基準が総額ではないからです。課税標準になるのは素泊まりの料金で、消費税や飲食代は含みません。金沢市は「宿泊料金とは、飲食代、租税(消費税等)を含まない素泊まり料金」と明記し、東京都は素泊まり料金とそれにかかるサービス料までを含め、食事・駐車場・エステなどのサービス料は含まないとしています。
素泊まり単価 × 5都市の一覧
税額は素泊まり単価(税抜・1人1泊)に対するもの。京都市は令和8年3月1日からの税率、大阪府は令和7年9月1日から、金沢市は令和6年10月から。名古屋市は宿泊税を課していない。東京都主税局・京都市・大阪府・金沢市の各公式ページを 2026年8月25日 に確認。
表を上から下へ読むと、都市ごとの性格が出ます。東京都は10,000円未満が丸ごと非課税で、そこから100円、200円と上がって200円で頭打ち。高い部屋を取っても200円のままです。京都市は逆で、免税点が無いかわりに上へ行くほど急に重くなり、50,000円で4,000円、100,000円以上で10,000円になる。大阪府と金沢市はその中間で、5,000円の免税点と20,000円の段が共通しています。
京都市は令和8年3月1日に税率が変わったばかりで、動いたのは真ん中から上の帯です。20,000円以上50,000円未満が500円から1,000円へ、50,000円以上100,000円未満が1,000円から4,000円へ。6,000円未満の200円と、100,000円以上の10,000円は据え置きでした。旅館やホテルの上位クラスを取る旅程では、去年と同じ宿を取っても税額だけが3,000円増えている計算になります。導入している自治体の一覧と施行日は全国の導入自治体と税額・免税点にまとめました。

自分の税額を出す手順
4人で3泊する京都なら4,800円が現地精算に回る可能性があるので、その分だけ現金を残しておくと精算が止まりません。カードで払い切ったつもりでチェックアウト時に現金を求められる、という形の食い違いは、この一行を見ていないところから出ます。
引っかかりやすいポイント
境目の1円で、税額が3,000円動く
京都市で素泊まり50,000円を49,999円へ寄せると、1人1泊の税額が4,000円から1,000円へ下がります。20,000円の段でも1,000円から400円へ、600円分が動く。金沢市の20,000円の段は500円から200円へ、大阪府と金沢市の5,000円の免税点をまたげば200円が0円になり、東京都の10,000円の免税点は1円の差で100円が動きます。効果額の順に並べると、京都市の50,000円の段が突出して大きい。
段をまたぐために宿を落とすと、先に壊れるものがある
税で浮く数百円より、移動時間と朝食の質のほうが先に削れます。素泊まり単価が数千円下がって結果として段が変わるならともかく、1円だけ下の部屋を探すのは時間の使い方として合いません。宿代そのものを下げる効果は、予約サイトのクーポンが出る日を狙うほうが桁で大きい(当サイトの「楽天トラベルのクーポンは何日に出る?」参照)。上級の宿で表示額の外に何が乗るかは1泊の表示額に何が含まれるかにまとめました。宿泊税は総額の見方であって、宿選びの主語にはなりません。
人数の多い旅ほど、都市の差が効く
1人1泊ごとの課税なので、人数と泊数の積でそのまま増えます。素泊まり15,000円の標準帯なら、1人1泊の京都市が400円、2人2泊で1,600円、4人3泊で4,800円。同じ条件の名古屋市なら0円です。旅行全体から見れば小さい額ですが、4人以上の旅では無視できる範囲を超える。ただし宿代そのものの差のほうが桁違いに大きいので、税だけを理由に行き先を変えるのは合いません。
予約を取る順序
日数で見ると、標準的な帯の負担はこうなります。素泊まり15,000円で1人あたり、1泊2日なら京都市と大阪府が400円で東京都と金沢市が200円、名古屋市は0円。2泊3日ならその2倍の800円と400円、3泊4日なら1,200円と600円。最大の差は3泊で1,200円です。旅費のなかでは端数にしか見えませんが、現地精算に回るぶんだけ財布の中身に影響します。
まず素泊まり単価が段のどこに入るかを見て、境目に近いときだけ内訳を確かめる。これで足ります。順番が逆になって、税額から積み上げて宿を決めようとすると、数百円の差を追って宿選びに時間を使うことになります。
素泊まりと2食付きが並んでいる宿なら、同じ宿の両方のプランを見比べると内訳の切り分けが早く済みます。総額が高くても素泊まり相当が段の下に入ることがあるので、内訳が分かれている予約は請求の明細を見る価値がある。京都に泊まる旅程の組み方そのものは京都はじめての2〜3日モデルプランに、金沢1泊2日の総額の作り方は金沢1泊2日モデルプランに置いています。どちらも宿代のほうが税額より2桁大きいので、予算の組み立ては宿から始めるのが順序です。
よく届く問い: 支払いの時期、2食付き、東京都の改正
宿泊税はいつ払いますか
多くの自治体で現地精算です。予約サイトの表示総額に含まれていないことがあり、チェックイン時かチェックアウト時に別途請求されます。予約画面の内訳に「宿泊税」の行が無い場合は、現地で足される前提で予算を見ておくと差額に驚きません。
1泊2食付きプランだと税額はどうなりますか
課税標準は素泊まり相当の料金です。金沢市は「飲食代、租税(消費税等)を含まない素泊まり料金」と明記し、東京都も食事のサービス料は含まないとしています。総額が20,000円でも、素泊まり相当が12,000円なら12,000円の段で判定されます。
東京都の税額はこれから変わりますか
変わる予定です。東京都は課税方式を定率制へ変更し、税率3%、課税免除の基準を1人1泊13,000円未満へ引き上げる改正を予定しています。施行日は令和9年4月1日と公表されているため、2026年度中の宿泊は現行の段階定額のままです。
- 東京都主税局(宿泊税の税率・課税標準・見直し) ↗確認日 2026-08-25
- 京都市(宿泊税・令和8年3月1日からの税率) ↗確認日 2026-08-25
- 大阪府(宿泊税・令和7年9月1日からの税率) ↗確認日 2026-08-25
- 金沢市(宿泊税・課税標準は素泊まり料金) ↗確認日 2026-08-25
- 総務省 法定外税(宿泊税の位置づけ) ↗確認日 2026-09-20
出典: 上の原典ブロック / 楽天トラベルのクーポン配布日は当サイトの該当記事(URLに広告ドメイン判定がかかるためリンクを外しています) / 予約時の表示総額に宿泊税が入るかどうかは宿泊施設ごとに異なる / 写真: そらみみ/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons) / 確認日 2026年9月20日








