JAL、海外特典航空券「タイムセール」を開催 グアム行きなどが対象
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特典航空券の「タイムセール」で下がるのは、この基本マイル数を基準にした引き下げです。JAL国際線特典航空券は片道7,500マイル・往復15,000マイルから交換でき、日本発グアム線の基本はエコノミーが片道10,000マイル、ビジネスクラスが23,000マイル。ただし基本マイル数の席が埋まっていると、残席に応じた追加マイルが乗る仕組み(特典航空券PLUS)があり、グアム線のエコノミーは上限で片道134,000マイルまで動きます。
まず確認: そのマイル数が基本か、PLUSか
- 予約を申し込む日に、口座の残高が必要マイル数に達している(不足分は現金で埋められない)
- 搭乗日が申し込み日から360日以内に入っている
- 日程を動かさない前提で組んである(発券後の予約変更は受け付けられない)
- 燃油特別付加運賃・航空保険特別料金・各国の税金を別に払う用意がある
- 空席照会で出た数字が、基本マイル数かPLUS込みかを見分けている
最後の1行がこの制度の核心です。JALは必要マイル数を1つの数字では決めていません。いちばん少ない「基本マイル数」の席に空きがなければ、予測残席に応じて変動する追加マイルを払うことで予約できる。これが特典航空券PLUSで、ファーストクラスだけが対象外です。画面に出た数字が基本なのかPLUS込みなのかを見分けないまま「セールで安い」と判断すると、比べる相手を間違えます。
申し込みから発券までの5工程
予約が完了すると同時に発券され、必要マイル数が口座から引き落とされます(キャンセル待ちの場合を除く)。キャンセル待ちができるのはファーストクラスのときだけで、第一区間出発の360日前から90日前に申し込んだ場合のお預かり期限は出発の82日前。7日以内はキャンセル待ち自体を受け付けません。
日本発の基本マイル数(片道)
表はJAL公式の早見表にある基本マイル数です。グアムが目立つのは、ビジネスクラスの23,000マイルがホノルルのエコノミー20,000マイルとほぼ並ぶ点。距離が近いぶん上のクラスが安く、4時間足らずの区間でフルフラットではない代わりに、少ないマイルで前方の席に座れます。ソウルの片道7,500マイルはJAL国際線特典の下限そのもので、往復15,000マイルから交換できるという案内はこの区間を指しています。
ここに載らない条件が2つあります。ファーストクラスはPLUSの対象外で、搭乗日のシーズナリティによって必要マイル数が変わる(グアム線にファーストクラスの設定はありません)。もう1つは幼児の扱いで、小児と座席が必要な幼児は大人と同じマイル数、座席を必要としない幼児は同伴する大人が同じ特典を使う場合に限り大人の10%です。グアムへ家族3人、うち1人が膝に乗る幼児なら、エコノミー片道で10,000+10,000+1,000の21,000マイル。貯める側の設計は旅行系クレジットカードの比較のほうに年会費と条件の一覧があります。
引っかかりやすいポイント
同じグアム線が10,000マイルにも134,000マイルにもなる
特典航空券PLUSの上限は基本マイル数と桁が違います。日本発グアムのエコノミーは基本が片道10,000マイル、PLUS利用時の上限が134,000マイル。ビジネスクラスは基本23,000マイルに対して上限140,000マイルです。同じ路線・同じクラスでも、予約する日と残席で13倍まで開く。
だから「マイルで行けるか」は残高ではなく日程の自由度で決まります。夏休みの真ん中を1日も動かせないなら、必要マイル数は上限側に寄る。前後1週間を動かせるなら、基本マイル数の席が出る日を拾いにいけます。私は、日程が固定の旅にマイルを充てるのは分が悪いと見ています。国内線で少ないマイルを動かす形なら振れ幅は小さく、どこかにマイルの損益分岐に往復7,000マイルの計算を置きました。
発券してしまうと、日付も便も変えられない
マイルを引き落として発券したあとは、予約の変更を受け付けません。搭乗クラスの変更もできない。日程を動かしたいなら、いったん取り消して払い戻し、新しい旅程で取り直すことになります。払い戻しには航空券1冊につき3,100円の取消手数料がかかります。
取り直すということは、そのときの残席で必要マイル数が計算し直されるということでもあります。基本マイル数で取れていた席を手放して、PLUSの水準でしか戻れない、という順番が普通に起きます。3,100円の手数料より、こちらの差のほうが重い。
マイルで払い終わっても、現金の請求が残る
掲載のマイル数のほかに、燃油特別付加運賃と航空保険特別料金、各国政府や空港が課す出入国税・空港使用料などがかかります。路線や運航機材によっては燃油特別付加運賃の設定がない場合もあり、そこは区間ごとに違います。
もう1つ、米国の法令による制約もあります。米国の航空会社が運航する国際線を一度も使わずに、日本を経由して米国から米国へ(ハワイとグアムを含む)飛ぶ旅程は組めません。グアム発の片道を日本経由でハワイへ、といった組み方はここで止まります。
基本マイル数の席が見つからない場合
手は3つです。日程をずらす、行き先を替える、キャンペーンを待つ。いちばん効くのは1つ目で、必要マイル数は日程と、予約するときの空席状況で決まると公式が明示しています。行き先を替える手も現実的で、グアムのビジネス23,000マイルとソウルのビジネス18,000マイルの差は5,000マイル。同じ残高でも、行き先を1つ動かせば上のクラスに手が届くことがあります。
キャンペーンは読めません。過去には「もっと海外へ」のようにマイル還元とグアム割引を組み合わせた企画もありました。待つなら、待っている間にマイルの使い道を1本に絞っておくほうが動けます。長距離を狙う場合の積み方は世界一周ぶんのマイルのほうにまとめてあります。
よく届く問い: 下限のマイル数、予約開始日、家族の分
いくつのマイルからJAL国際線の特典航空券に交換できますか
片道7,500マイル、往復15,000マイルからです。この下限に当たるのは日本発ソウル線のエコノミー。グアムは片道10,000マイル、ホノルルは20,000マイル、ロンドンとパリは27,000マイルが基本マイル数です。いずれも基本の席が埋まっていれば、特典航空券PLUSの追加マイルが乗ります。
いつから予約できますか
搭乗日の360日前の午前0時(日本時間)からです。往復で取る場合は、復路も申し込み日から360日以内に収まっている必要があります。締切はJALのWebサイトが第一区間出発の48時間前、電話が24時間前(いずれも出発地時間)。電話の受付時間外に当たる場合は前営業日までです。
子どもの分も同じマイル数が要りますか
小児と、座席が必要な同伴幼児は大人と同じマイル数です。座席を必要としない幼児だけが例外で、同伴する大人が同じ特典を使う場合に限り大人の10%。グアムのエコノミー片道10,000マイルなら、膝に乗る幼児は1,000マイルで足ります。
- JAL国際線特典航空券 必要マイル数(2026年4月16日更新・基本マイル数とPLUS利用時)↗確認日 2026-09-14
- JAL国際線特典航空券(対象路線・下限マイル・米国法令による制約)↗確認日 2026-09-14
- 同 予約お申し込み(360日前からの受付・締切・キャンセル待ち)↗確認日 2026-09-14
- 同 変更・払い戻し(発券後の変更不可・取消手数料3,100円)↗確認日 2026-09-14
出典: 上の原典ブロック / 確認日 2026-09-14 / 写真: Masakatsu Ukon・CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)








