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The first lake of Shiretoko Goko with the Shiretoko mountain range reflected in still water
観光・旅行記公開 更新日

道東大自然ドライブコース⁠|知床・阿寒・摩周・釧路湿原を巡る3泊4日モデルプラン

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目次9項目
  1. 旅程表
  2. DAY 1 初日の午後は、空港からウトロまでの2時間で終わる
  3. DAY 2 知床五湖は「2つの歩き方」から先に選ぶ
  4. DAY 3 屈斜路と摩周は駐車券が共通、阿寒湖は夜が本番
  5. DAY 4 阿寒湖から釧路湿原へ下って空港で返す
  6. 旅程の変更案
  7. 定番の知床観光船を外した理由
  8. 宿泊エリアの選び方
  9. この旅行でかかる費用
2人分の見学料・駐車料(レンタカー代と宿・食事を除く)5,800円内訳と確認日は末尾の費用表

8月の道東を、女満別空港でレンタカーを借りて3泊4日。知床五湖・屈斜路・摩周・阿寒湖を回って釧路へ抜ける片道の動線です。この行程でお金がかかるのは走ることではなく、止まる場所。入園料や駐車料が発生する地点は4か所しかありません。

旅程表

午前午後夜
DAY 1女満別空港着・レンタカー受け取りオホーツク沿いに約90kmを走ってウトロへウトロ泊
DAY 2知床五湖・地上遊歩道高架木道 → 知床峠を越えて内陸へ川湯温泉または屈斜路湖畔泊
DAY 3砂湯 → 硫黄山摩周湖第一展望台 → 阿寒湖へ阿寒湖アイヌコタン・阿寒湖温泉泊
DAY 4阿寒湖 → 釧路湿原へ下る細岡展望台 → たんちょう釧路空港で返却—

DAY 1初日の午後は、空港からウトロまでの2時間で終わる

動線の意図: 女満別からウトロまでが約90km・2時間ある。初日に観光を差し込むと知床側の到着が夜になるので、移動だけの日と割り切って詰め込まない。

午後 — 90kmを2時間と見る

女満別空港からウトロまでは約90km、車で2時間が公式の目安です。信号がほとんどない道が続くので距離の割に走りやすい一方、同じ2時間でも本州の高速2時間とは体の疲れ方が違います。給油とトイレの間隔が長く、次のコンビニまで30km空くこともある。空港を出る前に一度入れておくのが無難です。日本側をどの空港から出るかで初日の余裕が変わるので、そこは成田と羽田の使い分けで先に決めておきます。

14時に空港を出れば、明るいうちにウトロへ着きます。逆に、午後便で16時着だと到着は18時を回る。

運転しない選択もあります。網走バスの知床エアポートライナーが女満別空港からウトロ温泉バスターミナルまで直行していて、斜里バスの路線も走っています。ただし2日目以降の知床五湖・屈斜路・摩周・阿寒湖をバスでつなぐのは本数の面で厳しく、この行程はレンタカー前提で組んでいます。

夕方 — ウトロで翌朝の出発時刻を決めておく

宿に入ったら、翌朝に知床五湖のどちらの歩き方をするかを決めます。地上遊歩道はレクチャーの最終時刻が時期で動くので、8月なら大ループの最終が16時、小ループが17時。朝いちばんに入るなら8時10分の初回から10分間隔で始まります。

ウトロで知床観光船に乗る場合、町営駐車場は乗用車400円。一日中停めてもこれ以上は増えません。

DAY 2知床五湖は「2つの歩き方」から先に選ぶ

動線の意図: 知床五湖は高架木道と地上遊歩道で必要な手続きと時間がまったく違う。先に決めておかないと、現地で申請とレクチャーの列に並んでから1時間を失う。

午前 — 高架木道は無料、地上遊歩道は時期で条件が変わる

知床五湖には歩き方が2つあります。高架木道は全長約800m、一湖の湖畔まで往復して約40分。7000ボルトの電気柵に囲まれているのでヒグマの出没に左右されず、段差がなく車いすでも通れます。開園から閉園まで無料です。

地上遊歩道は原生林の中を歩く道で、訪れる時期によって3つの利用期に分かれます。

利用期期間条件と料金(大人1人)向く人
植生保護期 春開園 – 5/9レクチャー受講 450 円(小人200円)残雪が残る時期。長靴が要ることがある
ヒグマ活動期5/10 – 7/31登録引率者のツアー必須。大ループ 事前予約6,000円〜/当日7,000円、小ループ 4,000円ガイド付きで静かに歩きたい人。1ツアー定員10名
植生保護期 夏・秋8/1 – 閉園レクチャー受講 450 円(小人200円)自分たちのペースで歩きたい人。この行程の既定
高架木道通年(開園期間中)無料時間がない人・車いすの人・ヒグマ閉鎖の日

8月に行くなら3行目です。フィールドハウスで立入認定申請の申請書に代表者名・住所・人数を書き、発券機で人数分のチケットを買って受付に出す。そのあと約10分のレクチャーを受けると歩けます。15名未満なら予約は不要で、当日その場で手続きできます。

ヒグマ活動期の5月10日から7月31日までは、この手続きでは入れません。登録引率者のツアーに申し込む必要があり、大ループは事前予約で6,000円から、当日受付なら7,000円。夏休みに合わせて8月に行くと、同じ道を450円で歩けます。1か月ずれるだけで1人あたり6,550円の差が出る場所です。

知床五湖(斜里町)高架木道40分/地上遊歩道 小ループ1時間45分・大ループ3時間

見どころ: 原生林のなかに5つの湖が点在し、知床連山が湖面に映ります。地上遊歩道は大ループが全周3km、小ループが1.6km。どちらも一方通行で、地上遊歩道から高架木道へは上がれますが逆は通れません。ヒグマの爪痕やクマゲラの食痕が道沿いに残っています。

実用tip: 2011年にできた知床五湖フィールドハウスは、ほとんどのカーナビに載っていません。電話番号検索で別の場所へ案内される不具合も報告されています。マップコード「757 730 727」か、旧施設の「知床五湖レストハウス」を目的地に設定する。遊歩道内にトイレと売店はないので、フィールドハウスで済ませてから入ります。3時間歩くなら手は空けておきたいので、荷物は機内持ち込みだけに抑えて車へ置いていく形が楽です。

ウトロから
約14km・車で約20分
開園時間(8/1-8/31)
園地 8:00〜18:30/フィールドハウス 8:00〜18:00
レクチャー(8月)
初回8:10・10分間隔/大ループ最終16:00・小ループ最終17:00
駐車場
有料・100台

午後 — レクチャーの最終時刻から逆算する

時期が進むほど締切が前倒しになります。9月1日から15日は大ループの最終レクチャーが15時30分、10月に入ると14時30分。10月21日からは実施間隔も10分から20分に広がります。紅葉の時期を狙うなら、午前中に入る前提で宿を出る時刻を決めるほうが安全です。

ヒグマが出れば地上遊歩道は閉鎖されます。そのとき残るのが高架木道で、無料のまま歩ける。閉鎖を前提に「地上遊歩道が開いていたら歩く」くらいの構えで行くと、予定が崩れません。

園地では守るべきことが明文化されています。餌をやらない、ゴミを捨てない、調理や食事をしない、喫煙しない、歩道を外れない、ペットを連れて入らない、ドローンを飛ばさない。弁当を持ち込んで湖畔で広げる、という使い方はできません。

DAY 3屈斜路と摩周は駐車券が共通、阿寒湖は夜が本番

動線の意図: 硫黄山と摩周湖第一展望台の駐車券は共通で、1回ずつ使える当日限りの券。先に硫黄山へ寄ってから摩周へ上がると、同じ500円で2か所に停められる。

午前 — 砂湯は無料で24時間開いている

屈斜路湖畔の砂湯は、砂を掘ると湯が湧く湖岸です。料金は無料、営業時間は24時間、定休日なし。泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉で、温泉熱があるため厳寒期でもここだけ凍りません。スコップがなくても手で掘れますが、深く掘るほど熱い湯が出るので水温の調整に時間がかかります。

朝の早い時間に寄れるのがこの場所の使いどころです。硫黄山も摩周湖も駐車場が開くまで待つ必要がありますが、砂湯には開閉の時間がない。

午後 — 摩周湖第一展望台と硫黄山は500円で両方に停まれる

摩周湖第一展望台と硫黄山の駐車場は共通料金です。乗用車500円、バイク200円、マイクロバス1,000円、大型バス2,000円。この1回の支払いで両方の駐車場を1回ずつ使えて、当日のみ有効。長さ5m以上の乗用車はマイクロバス料金の扱いになるので、大きめのミニバンを借りた人は注意してください。第3展望台は無料です。

冬期(11月から翌年4月)は駐車場が休業し、無料開放になります。ただし休業中の事故やトラブルには責任を負わない旨が明記されているので、除雪や路面の状態は自己判断です。

摩周第一展望台から見下ろした摩周湖とカムイシュ島
摩周第一展望台から見た摩周湖。霧が晴れる時間帯は限られる。 出典: Wikimedia Commons(Suicasmo / CC BY-SA 4.0)
摩周湖 第一展望台(弟子屈町)30分〜1時間

見どころ: 湖面標高351m、最深212m、面積19.6平方キロメートル、周囲20kmのカルデラ湖。湖面を海抜500〜700mの急なカルデラ壁が囲み、壁と湖面の比高は150〜350mあります。中央に浮かぶカムイシュ島は長径110m・短径40mで、湖面から突き出ているのは約30mだけ。湖底から噴き出た火山の頂上が顔を出しています。

実用tip: 展望台から湖岸へ降りる道はありません。見るだけの場所なので滞在は短く、駐車券が共通の硫黄山とセットで組むと無駄がない。南東にそびえるカムイヌプリ(摩周岳)は標高857mで、霧の日はこの山影すら見えません。

駐車料金
乗用車500円(硫黄山と共通・当日1回ずつ)
第3展望台
無料
冬期
11月〜翌4月は駐車場休業・無料開放

硫黄山(アトサヌプリ)の山麓には、エゾイソツツジの群落が約100ヘクタール広がっています。川湯温泉の街から硫黄山まで続く「つつじヶ原自然探勝路」は約2.5km、歩いて1時間ほど。花の時期は6月から7月で、6月上旬から7月上旬の1か月はガイド付きの散策会も行われます。8月に行くなら花は終わっているので、噴気孔を見て通過するだけで足ります。

夜 — 阿寒湖アイヌコタンの上演は時間が決まっている

阿寒湖アイヌコタンは約120人が暮らす集落です。屋内劇場「阿寒湖アイヌシアター イコㇿ」で2つの演目が上演されていて、どちらも予約は要りません。

阿寒湖アイヌシアター イコㇿ(釧路市阿寒町)各30分

見どころ: 「アイヌ古式舞踊」は祭具イナウを中心に据えた伝統の歌と踊りで、大人1,500円・小学生700円。5月1日から10月31日は11:00・13:30・20:00の3回、11月1日から4月30日は20:00のみ。「阿寒ユーカラ ロストカムイ」は古式舞踊に現代舞踊と3DCGを重ねた演目で、大人2,200円・小学生700円、毎日21:00から。5台のプロジェクターと7.1chサラウンドを使います。

実用tip: ロストカムイは21時開演なので、この日は阿寒湖温泉に泊まる前提になります。夕食を18時台に済ませておかないと、食べてすぐ劇場という流れになる。両方見たいなら20:00の古式舞踊から21:00のロストカムイへ続けて入れますが、同じ劇場に2時間近くいることになります。

所在地
阿寒湖アイヌコタン内(阿寒湖温泉4丁目)
予約
不要(休演・演目変更あり)
古式舞踊
大人1,500円・小学生700円・30分
ロストカムイ
大人2,200円・小学生700円・約30分

DAY 4阿寒湖から釧路湿原へ下って空港で返す

動線の意図: 最終日は返却時刻が締切になる。湿原の展望台を1か所だけに絞り、給油と返却の時間を先に確保する。

午前 — 湿原の展望台は1か所でいい

釧路湿原の展望台は湿原をはさんで東西に分かれています。東岸の細岡展望台は釧路川の蛇行を正面から見下ろす位置で、西岸の釧路市湿原展望台は湿原全体を遠望する位置。両方を回ると湿原を大きく迂回することになり、半日では収まりません。

この行程では細岡だけに寄ります。阿寒湖から釧路方面へ下る流れの延長にあり、そのまま空港方面へ抜けられるためです。

午後 — 返却時刻から逆算して給油する

レンタカーは満タン返しが基本です。道東は給油所の間隔が長く、空港の直前にあるとは限りません。釧路市街を出る前に入れておく。初日に女満別で受け取って最終日に釧路で返す乗り捨てになるので、予約するときに乗り捨て料金の有無を見ておきます。

女満別へ戻す前提で組むなら、4日目は阿寒湖から北へ折り返す動線になり、釧路湿原は入りません。片道で抜けるか、往復にして湿原を捨てるか。この行程は前者を選んでいます。

旅程の変更案

雨の日の組み替え

知床五湖の地上遊歩道は雨でも歩けますが、道がぬかるんで写真も残りません。雨の日は高架木道だけにして、浮いた時間を知床峠の通過に回す。峠は霧が出ると視界がなくなるので、明るいうちに越えておくほうが安全です。

摩周湖は雨より霧のほうが厄介です。「霧の摩周湖」と呼ばれるとおり、展望台に着いても湖面が見えない日があります。500円の駐車券は共通なので、先に硫黄山へ寄って霧の様子を見てから上がると、見えない湖のために往復する手間が減ります。

便が1時間以上遅れたら

初日に1時間遅れると、ウトロ着が暗くなります。道東の道は街灯がなく、鹿が出る時間帯と重なる。遅れが分かったら初日の宿を斜里や網走に変えるほうが、無理に90kmを夜に走るより安く済みます。

2日目がずれた場合は、知床五湖のレクチャー最終時刻が締切になります。8月なら大ループが16時、小ループが17時。大ループに間に合わない時刻に着いたら、小ループへ切り替えるか高架木道だけにする。この判断はフィールドハウスに着く前に決めておくと、受付で迷いません。

疲れた時の妥協案

3日目は移動が多い日です。屈斜路・摩周・阿寒湖を1日でつなぐのをやめて、屈斜路湖畔に連泊し、阿寒湖を捨てる組み方もある。砂湯は無料で24時間開いているので、朝と夕方の2回入っても料金は増えません。

逆に、阿寒湖の上演を軸にするなら摩周湖を落とします。ロストカムイは21時開演で、その日のうちに移動する余地がない。摩周湖は霧で見えない可能性が常にあるぶん、確実に見られるものへ時間を寄せるという判断もできます。

定番の知床観光船を外した理由

ウトロの観光船は道東の定番ですが、この行程では入れていません。理由は2日目の時間配分です。知床五湖の地上遊歩道は大ループで3時間、小ループでも1時間45分かかり、そこにレクチャーと手続きを足すと午前が埋まります。観光船を入れると、その日のうちに知床峠を越えて屈斜路まで移動するのが夕方以降になる。

船に乗るなら、知床で2泊して五湖と観光船を別の日に置くほうが噛み合います。その場合は屈斜路か阿寒湖のどちらかを落とす。3泊4日で知床・弟子屈・阿寒の3エリアを回ると決めた以上、各エリアで選べるのは1つか2つです。

宿泊エリアの選び方

この行程は片道で抜けるので、3泊とも別の場所になります。宿を選ぶ基準は景色ではなく、翌朝どこへ向かうか。

ウトロ(1泊目)知床五湖まで約14km・車で20分。朝いちばんのレクチャーに間に合う。五湖まで20分
川湯温泉・屈斜路湖畔(2泊目)硫黄山と砂湯の両方に近い。翌朝の摩周湖へも上がりやすい。硫黄山の麓
阿寒湖温泉(3泊目)21時開演のロストカムイを見るなら、この夜はここ以外にない。劇場まで徒歩圏

2泊目を川湯温泉にするか屈斜路湖畔にするかは、朝の使い方で変わります。川湯は硫黄山まで歩ける距離で、つつじヶ原自然探勝路の入口がある。湖畔に泊まると砂湯が目の前になり、起きてすぐ砂を掘れます。どちらを取っても翌日の摩周湖までの距離はさほど変わりません。

阿寒湖温泉だけは代えがききません。上演が21時に終わったあとに1時間走るのは、道東の夜道では避けたい。阿寒湖の宿が取れない日は、演目を20時の古式舞踊に変えて釧路方面へ下るほうが現実的です。

この旅行でかかる費用

2人・3泊4日で、レンタカー代・ガソリン代・宿泊費・食事代を除いた実費です。レンタカーは車種と借りる時期で倍近く動き、乗り捨て料金の有無も会社ごとに違うので、ここでは含めていません。含めたのは「止まるときに払うもの」だけで、8月に行く前提の額です。

支払い単位支払先2人分備考
知床五湖 地上遊歩道レクチャー ×2人知床五湖フィールドハウス900 円大人450円・小人200円。8/1〜閉園の植生保護期
知床五湖 園地駐車場 ×1台知床五湖園地未確認有料・100台。公式に額の記載なし
摩周湖第一展望台・硫黄山 駐車 ×1台弟子屈町500 円共通券。両方を1回ずつ・当日のみ有効。第3展望台は無料
砂湯(屈斜路湖)弟子屈町0 円無料・24時間・定休日なし
阿寒ユーカラ ロストカムイ ×2人阿寒湖アイヌシアター イコㇿ4,400 円大人2,200円・小学生700円。毎日21:00〜・約30分
(代案)アイヌ古式舞踊 ×2人同上3,000 円大人1,500円。5/1〜10/31は11:00・13:30・20:00の3回
ウトロ町営駐車場 ×1台(観光船に乗る日)斜里町400 円一日中停めてもこれ以上かからない。この行程では使わない
合計(レンタカー・燃料・宿泊・食事・五湖の駐車料を除く)5,800 円1人あたり2,900円。古式舞踊に替えると4,400円

上表の料金はすべて 確認日 2026-09-14 時点の公式表示。知床五湖の料金と時刻は 8/1〜8/31 の植生保護期の値で、9月以降はレクチャーの最終時刻が前倒しになる。

合計5,800円のうち4,400円が阿寒湖の1演目です。自然を見て回るぶんには、道東はほとんどお金がかからない。知床五湖の450円と摩周湖の500円を足しても、2人で1,400円です。実際の予算を左右するのはレンタカーと宿で、そちらは時期で倍近く動きます。

行く月でも総額が変わります。5月10日から7月31日のヒグマ活動期に知床五湖の地上遊歩道を歩くと、2人でレクチャーの900円が大ループのツアー12,000円以上になる。同じ道を歩くのに、8月なら450円で済みます。逆に、その時期しか取れない休みなら、ガイド付きで歩くぶん見える量は増えます。

時間の収支も見ておきます。4日のうち、初日は移動だけで終わり、最終日は返却時刻に縛られる。実質的に動けるのは2日目と3日目の2日で、その2日に知床五湖・砂湯・硫黄山・摩周湖・阿寒湖が入ります。1日あたり2〜3か所が上限で、それ以上詰めると走る時間のほうが長くなります。

この行程が向かないのは、運転を交代できない人です。4日間の走行距離は片道で400kmを超え、道東の道は単調なぶん眠くなる。公共交通で組みたいなら、知床とウトロだけに絞って富良野・美瑛のバス活用型のように移動をバスへ寄せるほうが成立します。同じ北海道でも、移動の重さがまるで違う旅になります。

出典: 環境省 知床五湖「二つの歩き方」(地上遊歩道・高架木道・アクセス)/弟子屈なび(摩周湖DATA・硫黄山・砂湯)/阿寒湖アイヌコタン 公式(アイヌ古式舞踊・阿寒ユーカラ ロストカムイ)/知床観光船おーろら 公式(乗船場のご案内) の各公式サイト / 写真: Suicasmo・663highland/Wikimedia Commons / 確認日 2026-09-14 / アイキャッチ: 663highland/CC BY 2.5(Wikimedia Commons)

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