いま買えるセール24件と締切の一覧
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上空を飛ぶ旅客機の主翼と雲

旅客機の機窓 写真:Tobias1984 / CC BY-⁠SA 3.0

旅行術公開 更新日

LCC格安航空券予約テクニック⁠|セール時期・座席指定・手荷物料金攻略ガイド

書いた人みるとべ編集

目次6項目
  1. まず確認: 運賃タイプを決める前に押さえること
  2. 支払う総額を出すまでの5工程
  3. 最安の運賃に何が入っていないか、4社で並べる
  4. 引っかかりやすいポイント
  5. 予約したあとに日程が動いた場合どうなるか
  6. よく届く問い: セールの受け取り方、繁忙期、支払い方法
同じ内容を空港で買うと2倍以上スプリング・ジャパンの20kg枠は3,000円が7,000円になる

LCC の運賃を安く抑える作業は、セールを待つことではなく、購入する場所とタイミングを間違えないことに尽きます。受託手荷物も座席指定も、ウェブで先に買うのがいちばん安く、空港カウンター、搭乗口の順に上がる。ジェットスターは支払手数料が1名1区間ごとに690円かかり、Peach は運賃タイプをひとつ上げると発券手数料640円が消えます。

まず確認: 運賃タイプを決める前に押さえること

  • 受託手荷物を預けるかどうかが決まっている(預けるなら運賃タイプ側で持つほうが安いことがある)
  • 座席指定をするかどうかが決まっている
  • 日程が動く可能性があるか(変更手数料は運賃タイプで大きく変わる)
  • 支払手数料・発券手数料を運賃に足した額で比べている
  • 出発と到着の空港施設使用料が別にかかることを知っている

最後の1つが抜けやすい。空港施設使用料は片道でも出発時と到着時のそれぞれで発生します。スプリング・ジャパンが公表している国内線の額は、成田が大人390円、新千歳が370円、函館430円、中部440円、広島340円。新千歳は2026年10月25日以降に発券して搭乗する分から530円に上がります。成田〜新千歳の片道なら両空港ぶんが乗ります。

関西国際空港に着陸するPeach AviationのエアバスA320(JA812P)
関西国際空港のピーチ機(A320-214・JA812P)。同じ機材でも運賃タイプで含まれるものが変わる。 写真: lasta29/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

支払う総額を出すまでの5工程

項目入力内容・注意点
STEP 1運賃タイプの中身を見る最安の運賃には受託手荷物も座席指定も入っていません。Peach のミニマムは発券手数料 640 円がかかり、スタンダード以上は無料。予約期限も違って、ミニマムは搭乗日2日前の23:59まで、スタンダードとスタンダードプラスは出発1時間前までです。
STEP 2受託手荷物を足すジェットスターの国内線15kg枠は、通常期・予約時で 1,470 〜 2,500 円(路線で違う)、予約後のオンラインで 2,250〜3,780円。Peach の国内線1個目はウェブ 2,000 円で、スタンダード以上なら無料になります。
STEP 3座席指定を足すジェットスターの国内線スタンダード後方は通常期 910 〜 1,020 円。3列席の中央座席だけ 50 円引きです。Peach はバックエリアがウェブ800円で、スタンダード以上は3種が無料。
STEP 4支払手数料を足すジェットスターは搭乗者1名・1予約区間ごとに国内線 690 円(クレジット・デビット・Apple Pay・Google Pay・PayPal・UnionPay)、au PAY やキャリア決済は740円。スプリング・ジャパンは1名1区間 600 円で、空港での現金払いを受け付けていません。
STEP 5空港施設使用料を足す運賃の外側です。出発時と到着時のそれぞれで発生し、航空券を払い戻せば全額返ります。幼児には適用されません。

ジェットスターの国内線には繁忙期の設定があり、料金表が別の額になります。2026年8月28日〜8月31日、9月17日〜9月28日、10月9日〜10月13日、10月30日〜11月4日、11月20日〜11月24日、12月25日〜2027年1月12日、1月29日〜3月27日。15kg枠でいえば通常期1,470〜2,500円が繁忙期1,720〜2,800円になります。連休を狙うなら、運賃が上がるだけでなくオプションも上がる前提で総額を出すことになります。

ZIPAIR の建て方は他の3社と違います。運賃そのものには機内持込7kgだけが含まれ、受託手荷物・機内食・座席指定は別。その上に「サービスパッケージ」という層があり、Flex Biz・Value・Premium から出発48時間前まで買えます。受託手荷物は1個目から有料で、成田〜ソウルが4,000円、成田〜台北・バンコク・シンガポールが6,000円、成田〜ホノルルが7,500円、北米各都市が11,000円です。

最安の運賃に何が入っていないか、4社で並べる

航空会社(最安の運賃タイプ)受託手荷物座席指定便変更購入時の手数料
ジェットスター・ジャパン(Starter)含まない含まない(有料)変更手数料+運賃差額。当日同日便変更・払戻とも不可支払手数料 国内線 690 円/1名1区間
Peach(ミニマム)有料有料(ファストエリアは指定不可)不可。取消は運賃・諸税とも全額が戻らない発券手数料 640 円/1人1区間
ZIPAIR(Standard・国際線のみ)別料金(1個目から有料)別料金運賃規則によるウェブ購入は手数料なし
スプリング・ジャパン(ラッキースプリング)0 kg(有料)有料有料(運賃タイプと申請日で変わる)支払手数料 600 円/1名1区間
(上位)Peach スタンダード1 個無料(20kgまで)3種無料不可(取消は30日前まで1,000円)発券手数料 無料
(上位)スプリング・ジャパン スプリングプラス30 kgまで無料1回のみ無料有料優先チェックイン・優先搭乗(成田出発時)

Peach で預ける予定があるなら、ミニマムに受託を足すよりスタンダードを選ぶほうが計算が合う場面があります。ミニマムは発券手数料640円と受託2,000円で2,640円の上乗せになるのに対し、スタンダードは両方が無料。運賃の差が2,640円より小さければ、上位のほうが安く付きます。私は、預けるかどうかが決まっていない段階でミニマムを押さえるのは勧めません。

ジェットスターの Flex と Flex Plus だけは変更手数料が不要で、差額だけで日程を動かせます。Flex は当日の同日便変更も無料で、払戻はフライトバウチャー。Starter で取ったあとに日程が動くと、国内線の変更手数料は出発日から30日以内で6,000円、31日以上前でも5,000円かかります(2026年7月23日以降の予約)。

引っかかりやすいポイント

同じ内容でも、買う場所で額が変わる

ジェットスターは受託手荷物と座席指定をコンタクトセンターか空港で買うと、料金表の額に450円が上乗せされます。オプションを4つ追加すれば450円が4回。新規予約そのものをウェブ以外でするなら、国内線でコンタクトセンター5,000円、空港カウンター3,500円の予約手数料が別にかかります。

Peach は新規予約手数料がコンタクトセンター2,200円、空港カウンター3,300円。スプリング・ジャパンはどちらも1,000円。ZIPAIR はウェブ購入に手数料の設定が無く、コンタクトセンターで買うと事務手数料が最大2,000円、受託手荷物をコンタクトセンターか空港カウンターで払うと1,000円が乗ります。しかも ZIPAIR の空港カウンターは現金が使えません。

アプリでしか使えない決済もあります。ジェットスターの d払い・auかんたん決済は、スマートフォンまたはジェットスターアプリからの購入に限られます。

有料会員で手荷物が安くなる制度は、片方が止まっている

ZIPAIR Point Club Plus は年会費5,000円(不課税)で、受託手荷物を30%割引で買えます。割引が効くのは Web で会員ログインしてから購入した場合だけで、スポーツ用品は対象外。会員資格は申込日から365日で毎年自動更新です。成田〜北米の受託が11,000円なので、往復で2個ぶんを買えば6,600円の割引になり、年会費を1往復で超えます。

Club Jetstar は手荷物追加と座席指定がオンラインの新規予約で20%OFF、一部セールの先行予約が付きます。ただし2026年7月1日以降、日本での新規入会と更新が停止していて、いまから入る道はありません。既存の有効会員だけが使える状態です。

欠航しても、振替先は自社の便に限られる

ZIPAIR の国際運送約款は第7条3項・4項で、やむを得ない事情でも会社都合でも、措置は「会社の運航する空席のある便への変更」か払戻しだとしたうえで、「特段の定めがある場合を除き、会社の航空便以外への振り替えは実施いたしません」と明記しています。

他の3社も構造は同じです。Peach の約款7条B項は「空席のある当社の他の航空便」での運送か払戻し。ジェットスターの約款第10.2項も「当社の運航する空席のある次の便」への振り替えまたは払戻し。スプリング・ジャパンの国内旅客運送約款6条2項(1)は「空席のある当社の最も早い後続便又はその他の当社の航空便」。いずれも遅延・欠航によって生じた費用の支払いについては、法律で要求されない限り責任を負わないとしています。

便数の少ない路線ほど、これが効きます。1日1往復の路線で欠航すれば、次の自社便は翌日です。ZIPAIR は第7条2項で「他の便への接続は行わず、接続に支障が出ても一切の責任を負わない」とも書いていて、乗り継ぎを自分で組む場合の責任の所在もはっきりしています。

予約したあとに日程が動いた場合どうなるか

最安の運賃を選ぶということは、変更の自由を売って運賃を下げるということです。Peach のミニマムは便変更ができず、取消のときは運賃も諸税・空港使用料も全額が戻りません。払戻もポイント付与も対象外です。

スタンダードなら取消手数料が搭乗30日前まで1,000円、29日前以降で3,000円。スタンダードプラスは便変更がウェブで無料、取消手数料が500円。運賃の差がこの幅に収まるなら、上位を買っておくほうが結果として安く済む場面があります。

便を変えるとオプションが道連れになる点も見落とされます。Peach は、便を変更すると変更前の座席指定や預け手荷物などのオプションが取り消しになり、その料金は戻らないとしています。座席と手荷物を先に買い込んでから日程を動かすと、そのぶんを二重に払うことになります。

ジェットスターは払戻不可の運賃でも、空港施設使用料と諸税は諸税等払戻事務手数料3,000円を引いて返ります。燃油サーチャージと保険料は返りません。手数料が払戻額を上回る場合は、払戻を行わず手数料も取らない扱いです。

預けずに済ませるなら、持込の枠を先に読むほうが早い。4社の重量とサイズの違いは機内持込7kgの数え方にまとめてあります。

よく届く問い: セールの受け取り方、繁忙期、支払い方法

セールの案内はどこで受け取るのが確実ですか

各社が公式に用意しているのはメールとアプリです。Peach はメールマガジンの登録ページと公式アプリ、X・Instagram・Facebook・LINE。ジェットスターは JetMail(マイアカウント内から登録)と公式アプリ。ZIPAIR は年会費無料の ZIPAIR Point Club で、登録は ZIPAIR の Web からのみ。スプリング・ジャパンはメールマガジンの設定ページがあります。開催の傾向はジェットスターのセール実績に記録しています。

繁忙期はどれくらい高くなりますか

運賃だけでなくオプションも上がります。ジェットスターの国内線では、15kgの受託手荷物が通常期・予約時1,470〜2,500円に対して繁忙期1,720〜2,800円、座席指定のスタンダード後方が910〜1,020円に対して1,030〜1,140円。エクストラ・レッグルームの1列目は1,650〜1,800円が1,900〜2,050円になります。スプリング・ジャパンも2026年12月21日以降の搭乗分から繁忙期の設定が入り、20kg枠が通常期3,500円・繁忙期4,500円(公式サイト購入)に変わります。

支払手数料を無料にする方法はありますか

会社によって条件が違います。ジェットスターの支払手数料が無料になるのはフライトバウチャーのみで支払ったときだけ。Peach の発券手数料はスタンダードかスタンダードプラスを選べば無料になります。スプリング・ジャパンは空港カウンターでの現金払いなら支払手数料を申し受けないとしていますが、そのぶん新規予約手数料1,000円が別にかかります。ZIPAIR はウェブで買えば手数料の設定そのものがありません。

各社のセールがどの頻度で来ているかは、記録した航空券セールの出方に全社ぶんの実績があります。

SOURCES

出典: 上の原典ブロック / 確認日 2026-09-14 / 写真: lasta29/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

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